結婚式の準備を進める中で「新郎新婦の席札って必要なのかな?」と迷う方は意外と多いんです。ゲストの席札は当たり前でも、自分たち用の席札となると判断に悩みますよね。
この記事では、新郎新婦席札の必要性や最新トレンド、メリット・デメリット、マナーやデザインアイデアまで、幅広くご紹介します。
これから結婚式を迎えるおふたりが、自分たちらしいスタイルで席札を選べるよう参考にしてください。
結婚式の新郎新婦の席札は必要?判断のポイント
席札はゲストが自分の席を見つけやすくするためのアイテムですが、新郎新婦自身には「なくても良いのでは?」と考える方もいます。
実際、最近では会場によっては新郎新婦席札を用意しないケースも増えてきました。ただし、記念に残したい、演出の一部にしたいと考えてあえて用意するカップルもいます。
どちらが正解というわけではなく、ふたりの式の雰囲気やゲストへの気持ちを大切にして決めるのがポイントです。
新郎新婦の席札が不要と言われる理由
「自分の席は分かっているから、わざわざ席札はいらないのでは?」と感じるカップルも多いです。新郎新婦の席は会場内でしっかり決まっているため、迷う心配はありません。
また、席次表やスタッフの案内で十分に分かるので、特に席札を準備しなくても不便はないのが実情です。
さらに、ゲスト用と違って自分たちが席を探す必要もないため、コストや手間を減らしたいカップルには省略されがちです。
こうした理由から、最近では新郎新婦席札をあえて用意しないケースも増えてきています
席札が必要とされるケース
一方で、新郎新婦席札が必要とされるケースもあります。
例えば、写真撮影や記念品として残したい場合や、ゲストと同じように席札を用意して統一感を出したい場合です。また、席札にメッセージやサプライズを仕込むことで、式の演出や思い出作りにも役立ちます。
家族婚や少人数婚では、全員分の席札を揃えることでアットホームな雰囲気を演出できるため、新郎新婦席札も用意することが多いです。このように、席札は単なる案内だけでなく、記念や演出の役割もあるのです。
式場・披露宴会場による対応や一般的な構成
式場や披露宴会場によっては、新郎新婦席札の有無があらかじめ決まっている場合もあります。
多くの会場では、ゲスト用の席札は必須ですが、新郎新婦用はオプション扱いとなっていることが一般的です。また、席次表やテーブルネームプレートで新郎新婦の席が明示されている場合、席札を省略することもできます。
一方で、全員分の席札を揃えることで統一感や特別感を演出できるため、希望すれば用意してもらえる会場も多いです。事前に会場スタッフと相談し、自分たちの希望に合った構成を選びましょう。
新郎新婦席札のメリットとデメリット
新郎新婦席札は、準備や費用がかかる一方で、記念品や演出としての魅力もあります。「残すべきか、省略すべきか」と迷ったときは、メリットとデメリットを整理して考えると判断しやすくなります。
ここでは、席札を用意することで得られる効果と、省略することで得られるメリットを分かりやすくご紹介します。
少人数婚や家族婚ならではの考え方にも触れていきますので、自分たちに合ったスタイルを見つけてください。
式後も残る記念としての魅力
新郎新婦の席札は、式のあとも思い出として残せるのが大きなポイントです。特に、手作りやオリジナルデザインの席札は記念品として飾ったり、アルバムに一緒に残すこともできます。
写真入りやメッセージ付きの席札なら、ふたりの門出を象徴するアイテムとして長く大切にできるでしょう。
ゲストや家族に伝わるおもてなし効果
全員分の席札を揃えると、式全体に統一感が生まれます。
「新郎新婦にも席札がある」と気づいたゲストは、細やかな配慮を感じてくれるはずです。さらに、感謝のメッセージを添えれば、ふたりからのおもてなしの気持ちがダイレクトに伝わります。
特に家族婚や少人数婚では、一体感や温かさを演出する効果が高まります。
準備や費用の負担
もちろん、新郎新婦席札を用意するには準備の手間や費用も発生します。手作りなら材料や作業時間が必要になり、オーダーすれば費用が増えることも。
その分のコストを別の演出に回したいと考えるカップルには、省略という選択肢も有効です。
少人数婚でのおすすめ活用法
少人数婚や家族婚では、席札があることで会場が一層アットホームな雰囲気に包まれます。人数が少ないからこそ、一人ひとりに合わせたメッセージやデザインを取り入れやすいのも魅力です。
「せっかくだから特別に用意したい」と思うなら、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
新郎新婦席札の基本マナーと書き方
せっかく用意するなら、新郎新婦席札もきちんとしたマナーを押さえておきたいですよね。
名前の表記方法や敬称の有無、親族や上司への配慮など、細かい部分に気を配ることでより好印象になります。
また、招待状や席次表と統一感を持たせれば、式全体のコーディネートがより美しく仕上がります。
名前の表記方法は?
結婚後の苗字を使うか、旧姓を併記するかはふたりの希望や式のスタイルによって選べます。例えば「山田 花子(旧姓:佐藤)」と書くことで、親族や友人にも分かりやすくなります。英語やローマ字表記を使う場合は、スペルの誤りに注意しましょう。
親族や上司への配慮
目上の方が近くに座る場合、席札の表記やデザインにはより丁寧さが求められます。
ゲスト席札には「様」を付けますが、新郎新婦自身の席札には不要です。
親族の中には表記の仕方に敏感な方もいるため、事前に相談して決めておくと安心です。また、フォーマルな雰囲気を重視するなら、シンプルで上品なデザインを選ぶのもおすすめです。
英語表記や誤記入への対処
海外風の演出を取り入れる場合、英語やローマ字で名前を記載することもあります。
その際は「Mr.」「Mrs.」などを使うか、ファーストネームのみでカジュアルに仕上げるかを決めましょう。万が一「様」を誤って書き入れてしまった場合は、修正よりも作り直す方が見栄えも安心感もあります。
全体デザインとの統一感
席札は単体で考えるよりも、招待状や席次表と合わせてトータルでデザインを考えると統一感が出ます。
フォントやカラー、紙質を揃えるだけで、会場全体の雰囲気がぐっと引き締まります。
手書き風やカリグラフィー、シンプルな明朝体など、式のテーマに合ったスタイルを選ぶと良いでしょう。事前にサンプルを作成して確認しておくと安心です。
新郎新婦席札のおすすめデザインとアレンジ
せっかくなら、新郎新婦の席札も特別感を出したいですよね。
最近は手作りアイデアや写真入り、小物付きなど、個性を表現できるデザインがとても人気です。無料テンプレートやオーダーサービスも豊富にあるので、ふたりのイメージや式のテーマに合わせて選びましょう。
おしゃれで人気の手作りアイデア
手作り席札は、ふたりの想いを込められるのが大きな魅力です。
クラフトペーパーやドライフラワーを使ったナチュラルなデザイン、アクリルやミラー素材を使ったスタイリッシュなデザインなど、アレンジの幅は無限大。
さらに、手書きのメッセージを添えると温かみが増して、世界に一つだけの席札になります。DIYが苦手な方でも、テンプレートを活用すれば簡単に仕上げられますよ。
感謝を伝えるメッセージやサプライズ演出
席札にちょっとしたメッセージを添えるだけで、ゲストや家族に気持ちが伝わります。
「本日はありがとうございます」「これからもよろしくお願いします」といった短い言葉でも十分。裏面にサプライズの写真やメッセージを仕込むと、席に着いた瞬間ゲストの笑顔を引き出せます。
写真入り・小物付きの実用的な席札
新郎新婦の写真を使った席札は、特別感があり人気です。さらに、キーホルダーやコースター、タイルなどの小物付きなら式後も実用的に使ってもらえます。
おもてなしと記念品を兼ねたアイデアとして喜ばれること間違いなしです。
無料テンプレートやオーダーサービスの活用
「自分で作るのは不安」「忙しくて時間がない」という方には、テンプレートやオーダーサービスが便利です。
シンプルから華やかまで、ネット上には多彩なデザインが揃っています。自宅プリンターで印刷できるものならコストを抑えられますし、プロにオーダーすれば高品質で特別感のある仕上がりに。
ふたりのスケジュールや予算に合わせて選びましょう。
新郎新婦の席札の作り方と依頼方法
新郎新婦席札は、自分たちで手作りする方法と、業者やプロに依頼する方法の2つがあります。
手作りならオリジナリティを出せますし、依頼すれば手間を省いて高品質な仕上がりが期待できます。ふたりのスケジュールや予算に合わせて、ぴったりの方法を選びましょう。
手作りする場合の流れ
まずはデザインを決め、必要な材料(用紙・リボン・装飾小物など)を揃えます。パソコンでテンプレートを作って印刷し、カットや折り加工をすれば完成。
余裕を持って準備を始め、予備も用意しておくと安心です。手書きのメッセージを加えれば、より温かみのある仕上がりになります。
業者やプロに依頼する場合のポイント
業者に依頼する場合は、納期・デザイン・サンプル確認の有無をしっかりチェックしましょう。特に名前の表記やスペルミスは最終確認が重要です。
オーダー席札は仕上がりが美しく、統一感のあるデザインで式全体を引き立ててくれます。口コミや実績のあるショップを選ぶと安心ですね。
デザインや素材を選ぶコツ
ナチュラル系ならクラフト紙や木目調、エレガント系ならアクリルやパール紙など、素材によって印象が大きく変わります。
会場の雰囲気やテーブルコーディネートに合わせて選ぶのがおすすめ。サンプルを取り寄せて実物を確認すると、失敗が少なくなります。
準備から当日までの流れ
席札の準備は、出欠の返信が揃ったタイミングからスタートするのが理想です。手作りならスケジュールに余裕を持ち、業者依頼なら納期を必ず確認しておきましょう。
当日はテーブル配置を担当する人を決め、万が一に備えて予備も準備しておくと安心です。
ふたりらしい新郎新婦席札で特別な一日を演出
新郎新婦の席札は、必ずしも用意しなければならないものではありません。
ですが、記念として残したり、式全体の統一感やおもてなしを高めたりする効果があります。手作りで温かみを出すのも良し、プロに依頼して特別感を演出するのも良し。
大切なのは、ふたりのスタイルに合わせて「これにして良かった」と思える席札を選ぶことです。心を込めて準備すれば、結婚式がより思い出深く、ゲストにも喜ばれる一日になるでしょう。
「自分たちらしい席札を用意したいけれど、なかなか決められない…」という方には、私たちの席札がおすすめです。特別感のあるものまで幅広く揃っています。ふたりの結婚式の雰囲気に合った席札がきっと見つかるはず。ぜひチェックしてみてください。
